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バスケットボール・ダイアリーズ

バスケットボール・ダイアリーズ_d0007144_22374434.jpg監督:スコット・カルヴァート
原作:ジム・キャロル
出演:レオナルド・ディカプリオ/マーク・ウォルバーグ/ロレイン・ブラッコ/アーニー・ハドソン/
ブルーノ・カービー /ジェームズ・マディオ/パトリック・マッゴウ
製作国:アメリカ 1995年

ジム・キャロルの「マンハッタン少年日記」の自伝的映画です。
青春時代(高校)を描いたものです。
タイトルから見れば、さわやかスポーツ系かと思われがちですが
青春を遊び心からドラッグ漬けになってしまった少年の日々を描いたものです。



ストーリーは、マンハッタンのミッション系の高校に通うジム(レオちゃん)。
ちょっとワルで問題児ではあるがバスケが大好きな少年です。
冒頭で「バシーン バシーン」という音が聞こえてくるのですが
なんの音かと思いきや、四つんばいになったレオちゃんのお尻を、神父が棒で叩いているんです。
どんな悪さをしちゃったんでしょう。。んー。屈辱的なお仕置きをみんなの前でされちゃってかわいそうー(私情がはいりすぎw)
ワルさをするけれど、どこにでもいる不良少年で、放課後はバスケの練習にいき名選手を目指していました。
ひとつ他の子と違っていたのは、小さなノートをいつも携帯して詩を綴る少年でした。
そして、バスケ仲間でジムの詩を理解してくれていた親友のボビーが白血病で死んでしまう。
落ち込むジムだったが、他の友達はボビーの死をあっさりと受け止めていたようだ。
入院中もお見舞いに行ったのはジムだけだった。

ちょっと不良で悪いこともちょくちょくしていたけれど、遊び心からコカインやヘロインに手をだしてしまう。
そして、めくるめく快感から抜け出せなくなっていってしまう。
バスケの試合中にも、なんの薬物だったかわからないのに飲んでしまいヘロヘロになって朦朧となり試合にも負けてしまう。
不審に思った神父が警察を呼び、持ち物を調べられるが、麻薬は見つからずにすんだものの退学をしてしまう。
母に問い詰められて、ジムは友達のジム、ミッキー、ペドロと共に家出をし、
ストリートキッズになり、ますます薬物に溺れていく・・
ドラッグがほしい一心で、友達と共に店に強盗にはいり、麻薬のせいで逃げ遅れたペドロは警察に捕まる。
薬物でボロ雑巾のように倒れているジムを、近所に住むレジーが見つけ、麻薬を辞めさせようと、自宅に引き取り、薬物が抜けるのを監視しつつ見守る。
しかし、レジーの外出中にジムは逃亡してしまうのであった・・
そして、また薬物を買うために、ジムは男性に体を売り、お金をせしめる。
どんな事をしてでも薬物ほしさに何でもしてしまうほど落ちぶれてしまったようだ。
友達のミッキーとそのお金で麻薬を買いに行くが、ニセモノを掴まされ、怒ったミッキーは犯人をアパートの屋上まで追いつめて、売人は落下して死んでしまいミッキーは逮捕される。
ジムは途方に暮れ、家に戻り母にお金をせがむが、母は断腸の思いで息子を警察に引き渡す。
少年院で更正し、すっかり薬物中毒から克服したジムは、自分の体験を語り始める


高校の制服姿のレオちゃんがカッコイイです!!
不良姿でも、やっぱり王子様チックな美しさがでてしまっています(笑)
雨の中ダンクをする姿なんてステキすぎ!w
家出をしてから、お金も無くなり友人は逮捕され途方にくれて家に戻ろうとした時の
ママに「ドアを開けて」とせがむシーンはさすがレオちゃんです。
あんなに苦しそうにママに頼ってこられたら、突き放すわけにはいかないでしょうに。
でも、だからこそ更正させないと。と、警察に連絡しちゃうんですけどね。
あの状況だと、私だったらドアを開けてしまいそうだよ・・w

この中で薬物のせいで、銃を持って学校内で乱射するという妄想シーンがあるのですが、そのシーンだけ持ち出され、この映画のせいで「コロンバイン射殺事件」に影響を与えた。とか、メディアで言われてしまったそうです・・
薬物中毒の苦しさも描かれているし、安易な気持ちで薬物に手をだしちゃいけない、というメッセージがあると思うのになぁ。
中毒症状がでて苦しむ姿はこちらも苦しくなるほどでした。
この作品は故リバー・フェニックスも出演を切望していたらしいです。

  by leonardo_D | 2005-03-20 22:38 | レオの映画

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