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太陽と月に背いて

監督: アニエスカ・ホランド
脚本: クリストファー・ハンプトン
撮影: ヨルゴス・アルヴァニティス
音楽: ヤン・A.P.カズマレク
出演: レオナルド・ディカプリオ/デヴィッド・シューリス/ロマーヌ・ボーランジェ/ドミニク・ブラン
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私は妻のカラダよりも
  
ランボーの才能に欲情した


↑予告版の最後にでてくるコピーなんですが、
ヴェルレーヌの心情はまさにこうだったんだろうな。と思います


10代後半のディカプリオって、本当に美しいですね。
ため息ものでした。
時代背景が19世紀のヨーロッパだったんですが、
この時代の衣装がよく似合っていて、
部屋に飾ってずっと見ていたいような美しさがあります(笑)
美しさも妖しい魅力と少年さが入り乱れて魅力的すぎ!
もう囲いたいくらいですw

ちょっとやりすぎな非道な部分もあるんですが、そこがまた天才詩人っぽくて
何とも言えない魅力でした。
なんと言ってもレオちゃんの演技が素晴らしいです。凄い!
レオちゃんのヌードも肌がきれいで芸術作品のようでした。
傲慢で小生意気な態度と言動をよくするのですが、それにキレた恋人が
船に乗ってランボーを捨てていくシーンでは、
必死に追いかけて「I'm sorry  I'm sorry」と、子供のように
ビィィ〜と顔を崩して泣く所なんか母性本能をくすぐってしまいますw
まさに悪魔と天使の両面を持っている魅力的な少年でした。

初めて見た海に興奮し走り出すディカプリオ。無邪気なその姿がかわいい!
そして飛びついてキスしてくるんだもの。
もう反則技のようなかわいらしさ!!
ディカプリオの映画の中ではコレが一番好き。
まるでランボーが乗り移ったかのようでした。
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あらすじは、16才のまだ無名の天才詩人ランボー(ディカプリオ)が、すでに活躍していた
詩人ヴェルレーヌに自分の書いた詩を送る。
その詩を読んだヴェルレーヌは、この少年の才能に惚れ込み、田舎から自分の住むパリへ
でてこいと返事を送る。

ヴェルレーヌはランボーの天才的な詩に感服していて大歓迎モード。しかし、
ランボーの傍若無人な態度やマナーに対して、家族は憤慨し、ランボーを追い出してしまう。
そして、家を追い出されたランボーを追いかけていったヴェルレーヌ。
ランボーは自分と付き合うことでヴェルレーヌの感性や詩の才能を呼び起こさせ、
ヴェルレーヌはランボーの生活の面倒を見る。というギブアンドテイクな関係になる。

ヴェルレーヌは友達の空いている部屋にランボーを住まわせる。
ヴェルレーヌはもうすぐ出産の妻がいるのだけど、同性のランボーと愛し合ってしまう。。
ランボーの小悪魔のような魅力に堕ちてしまうのだ。
この時代の同性愛は実刑になるほどの重い罪なのに・・
でも愛し合ってしまうんです。
でも、二人の愛は嫉妬や愛憎でまみれた激しい愛情なので、別離を繰り返していく・・

ヴェルレーヌは優柔不断な男で、妻から全裸で迫られると妻の元に戻ろうとし、
ランボーを捨てようとしたり、またランボーの悪口を言う妻に腹を立て、
妻の髪の毛を燃やしたりする。。
優柔不断などっちつかずな奴なのである。

ラストのアブサンを飲みながらヴェルレーヌが見ている幻影に涙を誘いました。
まだ若いランボーが以前ヴェルレーヌの手のひらに突き立てたナイフを
今度はナイフではなく、そっとキスをします。
美しいシーンだったな。
同性愛という形をとっていましたが、ゲイ映画という目でみてほしくない美しい映画でした。


見つけたよ

何を?

永遠を

太陽を溶かし込んだ

海だ

ラストにでてくるランボーの詩ですが、この映画のラストにぴったり。
大好きな詩になったです。

L'eternite' 「永遠」

Elle est retrouve'e.
Quoi? - L'Eternite'.
C'est la mer alle'e
Avec le soleil.

原題の「total eclipse」とは、"皆既月食"という意味らしい。
邦題の「太陽と月に背いて」も映画とばっちり合っていてお気に入り♪


アルチュール・ランボーの訳本を読んでみたくなりました。

  by leonardo_D | 2005-03-20 22:35 | レオの映画

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