行き過ぎた契約?!
http://www.zakzak.co.jp/smp/ent/news/171218/ent1712184612-s1.html
「僕のそばで働けるとしたら秘密を守れる?」
オスカー俳優、レオナルド・ディカプリオ(43)からこう問われたら、あなたはすぐにOKするだろうか。
こんな想定を思い浮かべてしまう取り決めの存在が、米紙ロサンゼルス・タイムズによって報じられた。
それによると、レオ様と彼の会社「グリーンアワー」は関係者に、彼の私的情報だけでなく「映画製作の過程などにおいて不快を催す、不適切な事柄」について公にしないよう求める文書に同意するよう求めていた。
さらには映画製作との関連とは関係なく、(仕事上の)ハラスメント、プライバシー侵害、精神的な苦痛について、レオ様と会社を訴える権利を放棄するように求めていたという。
甘いマスクとは裏腹の高圧的な要求だが、同紙は「ハリウッドでの守秘義務、秘密保持の一例に過ぎない」として、明らかになった文書が氷山の一角に過ぎないことを指摘している。
ハリウッドの大物映画プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン(65)のセクハラ疑惑を告発した女性たちもこうした合意をさせられており、「ハリウッドで仕事を得るには秘密保持の同意が常識となっている」(同紙)ようだ。
それを裏付けるように同紙は、成功した企業家が起業家を品定めして投資の可否を決める米人気番組「シャーク・タンク」のプロダクションの文書では、番組の出演者やアイデア、エピソードを秘密とするべき情報として挙げられていたとしている。
レオ様に関しては秘密保持の要求がずっと広範囲に渡っていた。
文書は「関係者はあけすけで生々しく、嫌悪感を催させる性的もしくは不適切な情報などを知り得る」とし、「(映画の)製作過程で、セックスや性別、人種、性的志向、暴力に関する会話、ジョーク、振る舞いを目にする可能性がある」と言及。その上で訴訟の権利を放棄させるのだから、こうした同意要求がセクハラの“口封じ”を意図しているのは否めない。
by leonardo_D | 2017-12-23 23:21 | レオニュース