『グラント (原題)』スピルバーグと大統領役かも??
— Leonardo DiCaprio (@LeoDiCaprio) May 20, 2016
先の項目で紹介した通り、『グラント (原題)』はアメリカの第18代大統領ユリシーズ・グラントの伝記が原作の作品です。 2018年7月現在、まだレオナルド・ディカプリオ以外のキャストも発表されておらず、どのようなあらすじになるかもまだ発表されていません。 しかし原作では大統領になる前の軍人時代、そして大統領になってからの活躍ぶりが描かれており、映画も原作にできるだけ忠実に製作されることが予想されます。
スティーブン・スピルバーグがメガホンを取る!?
『グラント (原題)』が注目を集めているのはレオナルド・ディカプリオが出演するということだけではありません。 本作でメガホンを取るとウワサされているのが、スティーブン・スピルバーグ監督なのです! スティーブン・スピルバーグ監督といえば『インディ・ジョーンズ』シリーズや『E.T.』、『シンドラーのリスト』、『リンカーン』など数え切れないほどのヒット作を生み出し続ける現在の映画界を代表する監督。 もし監督がスティーブン・スピルバーグに確定すれば、レオナルド・ディカプリオとは2002年の公開映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』以来のタッグとなり、二大スターの再タッグにシンプルに興奮するは少なくないでしょう。
キャストは未定、しかしスタッフは続々決定している模様!
218年7月現在『グラント (原題)』のキャスト情報は、レオナルド・ディカプリオ主演の可能性が高いこと以外は明らかになっていません。 しかしスタッフは続々と決定しているようで、脚本は2018年公開の『ロビン・フッド』で注目を集める脚本家デヴィッド・ジェームズ・ケリーが執筆することが発表されています。 またレオナルド・ディカプリオは自身の製作会社のパートナーであるジェニファー・デイヴィソンとともに製作にも携わる予定です。 こうして見ると、レオナルド・ディカプリオの主演はほぼ確実と感じられますが、正式な発表を楽しみにしたいですね。
ユリシーズ・グラント元大統領とは?
ではここで、あらためてアメリカ18代大統領ユリシーズ・グラントがどのような人物であったか紹介していきます。 日本では歴史の授業などで大きく取り上げられる人物ではないことから、あまり馴染みのないユリシーズ・グラント元大統領ですが、アメリカ史上では大変重要な人物です。 ユリシーズ・グラントは19世紀後半にアメリカで勃発した南北戦争においてリンカーン大統領のもとで北軍を勝利にもたらした優秀な軍人でした。その後アメリカ大統領を2期に渡って務めています。任期中は奴隷制度の痕跡を取り除き、アメリカ経済を安定させ、ユリシーズ・グラントはアメリカが大国となるに重要なきっかけを作り出した、アメリカ史上で見ても重要な人物の1人なのです。 スティーブン・スピルバーグ監督は『リンカーン』において、奴隷制度の撤廃に尽力したリンカーン元大統領を描いています。もしもウワサ通り彼が『グラント (原題)』の監督を務めることになれば、『リンカーン』の死後のアメリカを舞台に、リンカーンの意志がどのように受け継がれていったかが描かれるとも言えそうです。
今後の発表に期待が高まる!
非常に可能性は高いとはいえ、『グラント (原題)』は、厳密にはスティーヴン・スピルバーグ監督、そしてレオナルド・ディカプリオとの交渉中のため、あまり詳細が発表されていません。 しかしすでに脚本も決まり、またレオナルド・ディカプリオが製作に携わることもありますから、今後続々と詳細が明らかになることは間違いなさそうです。 続報に期待して待ちましょう!
by leonardo_D | 2018-07-13 11:07