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ブラッド・ダイヤモンド あらすじ確認その5

その4からのつづき


その5

コノのキャンプ場にコーデルがいた。
「来ると思ってたよ」とアーチャーに声をかける。
民間人は退去してもらう。飛行機が出るからマディに退去するように言う。
アーチャーはマディを「連れなんで一緒に」と言うが、
「遊びじゃない。だめだ」と、コーデル。

大佐のテントへアーチャーは行く
忙しそうの電話で話している大佐だが、アーチャーの姿を見て
「RUFを一掃する。おまえも戦略の一員だ ピンクダイヤを探そう」と、言われる
アーチャー「・・・・・」

アーチャーはテントにから出て、ソモロンに裏で待っていろ。と指示。
マディからマガイさんは命に別状がないことを聞き一安心する。

マディにアーチャーは
「頼みごとがあるんだ。そこにいる奴(テントの前を警護している人)の気をしばらくそらしてほしい」

「どういうこと?  ・・・あなたとソロモンだけで、・・行くつもり・・?」

うなずくアーチャー

「あと数分で(退去の為の飛行機がでる。それに乗れ」

「私も行きたいと言ったら・?」

「だめだ。」

「ごねても?」

「だめだ 絶対にだめだ」

「俺はダイヤなしではアフリカを脱出できない。2分だけ(前にいる兵士の)気をそらしてくれ」

「・・・・・」

マディーの仕事に必要な密輸の証拠が記してある「手帳」をマディーに託す。

マディは心底残念な顔をし、アーチャーを見つめる。

証拠の手帳があれば、マディはダイヤの密輸ルートが暴けるし、今までやってきた成果をあげられるのだが、
アーチャーとの別れが辛かったようだ。

潔くアーチャーと一緒にいくことを諦め、マディは警護する兵士の気をそらすためインタビューをする。

その隙にアーチャーは、倉庫用のテントから食料やGPS,衛星電話・お酒等々をリュックに詰める。
テントからでてくるアーチャーの姿を見つけ、兵士にしていたインタビューをマディは打ち切る。


マディとのお別れに

アーチャー 「・・・今度産まれかわったら・・」

マディー  「・・・そうね」

「早くいい男をみつけろよ」 とアーチャー。

「妹が三人いるけれど、みんな幸せな結婚をしているわ。でも私はこの仕事が好き」

マディーはアーチャーにカメラのシャッターを切る。
そして、マディは会社と家と携帯の電話番号のメモを渡す。

「自分が男を待つ身になるとは思わなかったわ」

アーチャーの顔をずっと見つめるマディ。
カメラにではなく自分の目に焼き付けているようだ。
アーチャーはマディを正視できず、視線があちこちいくが、最後はしっかり見つめ合う

「・・・もう 行ったほうがいい。」

「そうする・・」

「電話くれる?」

「衛星電話があったらな」

「そうね」

民間人の退避用の飛行機へ向かうマディ。

別れの握手もなく別れた二人。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

アーチャーとソロモンは、大佐とはつるまず、コッソリ足早にピンクダイヤの隠し場所へと行く。

マディーと切ない別れの後は、気持ちを切り替え、2時間に一度5分の休憩で進む。

日が暮れ、音楽をハデに鳴らしたRUFの車が近くを通った。
身を伏せる二人。

ソロモンはRUFに囚われた息子の姿を探す。
息子に似た子がいたと勘違いしたソロモンは、「ディア!」と思わず声をかけ
立ち上がってしまう。
すぐさまRUFからの銃撃・・

必死で逃げるアーチャーとソロモン。
逃げきり、葉っぱの下に身を伏せたまま眠ってしまい、朝を迎えたようだ。
ソロモンはアーチャーに蹴飛ばされて目を覚ます。
ソロモンの危険を顧みない行動に、もちろんご立腹。

ヒヒは俊敏で腕力があり視力もいい。捕まえるのは大変だ。
ヒヒのフンの臭いを頼りに見つけ出す。
アンゴラでもテロリストを同じ方法で探した。
俺は何だって仕留めることができる
皮をはいだヒヒは人間のものとよく似ている。
しゃべり続けながら、アーチャーは何かをさばいている・・

葉っぱで血のついたナイフを拭いている。

今度また馬鹿なマネをしたら、おまえを切り刻むぞ!

足の皮をはいだ「ヒヒ」をソロモンの前に投げ、火をおこせ。と指示。

・・・・さすが元傭兵。。



ひたすら歩き、村に到着。
アーチャーは銃を手に警戒しながら歩く。
ソロモンは村人に「コノへいく道を教えてくれ」と尋ね
村人は「この道はやめたほうがいい。隣村にRUFがいる。」と、教えてもらう。
ソロモンはRUFがいるなら息子が見つかるかもしれない。とRUFのいる道を選択。
村人がソロモンに「あの男(アーチャー)が、私を撃たないように言ってくれ」

「ダイヤに目がくらんでいるんです」と、答えるソロモン

「石油がなくて良かった・・」と、村人。

ダイヤ・オイル・金などが採掘される国は、豊かな資源があるにも関わらず
戦争・貧困・侵略・さまざまな問題が後を絶たないことを象徴するセリフだった。

道を右に曲がろうとするアーチャーだが、ソロモンはRUFのキャンプがあるほうの道を
歩いていく。
ソロモンはアーチャーの言うことを聞かず、直進していく。
何度言っても言うことを聞かないソロモン

「このバカ黒人め!」

とうとうキレたソロモンが、アーチャーに飛び掛り取っ組み合いが始まる。
ソロモンは大男だけど、元傭兵のアーチャーには敵わない。
アーチャーはソロモンの上に乗り、銃を頭に突きつける。

「息子がいる」

「もう死んでいる!」と、アーチャー。

「息子はまだ生きている! 俺の息子だ。 俺が守るんだ!!」

「息子なしでは生きていけない。撃ちたきゃ撃て。俺の命なんてどうでもいいんだ」

ソロモンの息子を思う気持ちに、アーチャーは向けていた銃を下ろす。

「・・・日没を待とう」

ソロモンの気迫と父親の息子を思う気持ちに折れたアーチャーだった。

夜にRUFのキャンプを覗きにいく二人。
ソロモンは草陰から息子の姿を探す。
ディアは見つからない。

再びコノの採掘場まで歩く二人。
今日のソロモンはアーチャーに質問攻めだ。

「年は?」

「31だ」

「結婚は?」

「してない」

「子供も?

「いない」

「家は?」

「ない」

「お金は?」

「少しな」

「足りないのか」

「まだだ」

「ダイヤを手に入れたら足りるのか?」

「そうだ」

「そうしたら 結婚して子供もつくるのか?」

「多分しないな」

(信じられない~と、あきれて笑うソロモン)

「理解できないよ」とソロモン

「そうかもな・・」

愛情や信頼関係などとは無縁の生活をしていたアーチャーには、暖かい家庭を持つなんて
想像するのが難しかったんだろな・・


歩きつづけ体がキツくなってくるアーチャー。

「タバコをやめないとな・・」と、漏らすアーチャー。

「そうしろよ」

「ダイヤを見つけたらその場から禁煙してやる」と、ソロモンに話す。

ひたすら歩く二人。

夜に雨が降り、岩窟で雨宿りをする二人
お酒を飲みながらソロモンは語る。

「アメリカ人がダイヤをほしがるのはわかる。でも、なぜこの同じ国の人が戦うんだ?」
「この黒い肌がいけないという人もいる。白人に支配されているのが良いという。」
「息子はいい子だ。息子が大人になったころは平和が訪れ、すばらしい国になっている」

アーチャーは神妙な顔でソロモンの話しをずっと聞いていたが、「そうだな」とだけ答える。

雨も上がり二人はまた歩きだす。
岩山を上っているアーチャーが足をすべらす。
自然に助けの手を差し伸べるソロモン。
その手を掴み、体勢を立て直すアーチャー。

とうとうセワ川流域付近までやってきた(コノの採掘場)
RUFが採掘している現場を、双眼鏡で山の上から確認する。


その6へ  (いつまで続くんだよw)

  by leonardo_D | 2007-05-09 00:11 | ブラッド・ダイヤモンド

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