レヴェナントの豆知識 (Twitterの手前味噌シリーズ)
ツイートしているものをまとめてみます☆
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・手前味噌だが言わせてくれ。 今年のアカデミー賞では良きライバル関係となった『レヴェナント』と『マッド・マックス』。『マッド~』に主演したトム・ハーディは、本作では助演男優賞候補に。豪華すぎる共演
・手前味噌だが言わせてくれ 前作「ウルフ・オブ・ウォールストリート」ではFワードを連発して機関銃のように喋りまくったレオだが、今回はセリフが出演作で一番少ない。言葉ではなく身体を張って表現する渾身の演技に脱帽
・手前味噌だが言わせてくれ ディカプリオは西部開拓時代のハンターを演じるために射撃や火の起こし方などのサバイバルスキルを習得。劇中では目を覆いたくなるような原始的な方法で自分の怪我を治療。やり過ぎ感がすごい!
・手前味噌だが言わせてくれ ディカプリオは本作のために二種類のネイティブ・アメリカンの言語を習得。特にアリカラ族の言葉は話せる人が10人未満と言われており、もはやディカプリオは言語学の貴重な資料かも!
・手前味噌だが言わせてくれ 死んだバッファローのレバーを貪り食うシーンでレバーが偽物に見えないよう本物の生レバーを使用。監督は「ディカプリオが病気になるかと心配したが、迫真の演技にたどり着けた」と発言。鬼だね
・手前味噌だが言わせてくれ 劇中では山と積まれたバッファローの頭骨が登場。特に説明されないが、乱獲したのは毛皮が欲しいだけでなく、ネイティブ・アメリカンの衰退を狙った白人の戦略。背景の歴史問題が深い!
・手前味噌だが言わせてくれ 撮影現場ではバッファローの生レバーを実際に食べて見せたディカプリオ。実は彼はベジタリアンだが、あまりにも役に入り込んでいために躊躇せずにレバーにかぶりついた。俳優業って壮絶
・手前味噌だが言わせてくれ 劇中でディカプリオが生やしているモッサモサの髭は特殊メイクではなく本物。本作のため1年半も生やし続け、「ずっと一緒に寝てるからもう奥さんみたいなもんだね」とジョークも。俳優業は大変!
・手前味噌だが言わせてくれ 「レヴェナント」で3年連続アカデミー撮影賞受賞という前人未踏の偉業を成し遂げた撮影監督エマニュエル・ルベツキ。「ゼロ・グラビティ」など新作ごとに新しい撮影法を生み出す業界の革命児だ
・前味噌だが言わせてくれ。 トム・ハーディのスタントマンを務めたジェイコブ・トムリは「マッド・マックス 怒りのデス・ロード」やハーディの新作「LEGEND(原題)」でもスタントを担当。どことなく顔も似ている名コンビなのだ!
・手前味噌だが言わせてくれ 当初の製作予算は6千万ドルだったが、撮影が難航を極め9500万ドルに増額。最終的には1億3500万ドルかかった。今年のアカデミー賞作品賞ノミネート作で言えば『オデッセイ』より高い!
・手前味噌だが言わせてくれ 撮影が難航した一番の理由は自然環境。リアルな状況で撮影したいとカナダのブリティッシュコロンビア州でマイナス25度の中ロケを敢行。あまりにも辛すぎると辞めるスタッフが続出。苛酷!
・手前味噌だが言わせてくれ。 照明を一切使わず、多くのシーンでマジックアワーと呼ばれる明け方と日没の前後の時間を狙ったため一日の撮影できる時間は1時間ほどしかなかった。成果は映像美に現れているがこだわり過ぎ!
・手前味噌だが言わせてくれ。 撮影スケジュールがあまりにも長期化したため、撮影隊はロケ地の雪がなくなるという大ピンチに陥った。そこで季節が真逆な南半球へと向かい、ラストシーンはアルゼンチンで撮影。執念が凄い
・手前味噌だが言わせてくれ。 撮影期間が延びまくったせいで、トム・ハーディは主演するはずだったDCコミックス大作『スーサイド・スクワッド』から降板。レオがアカデミー賞の壇上で真っ先にハーディに感謝したのも納得!
・手前味噌だが言わせてくれ 撮影地の雪が予想よりも早くなくなってしまったことに関して、レオはアカデミー賞授賞式のスピーチで地球温暖化への警鐘を鳴らすのを忘れなかった。普段から環境活動に熱心なだけにマジメ
・手前味噌だが言わせてくれ 音楽担当は「世界のサカモト」こと坂本龍一とドイツの現代音楽家アルヴァ・ノト、そしてザ・ナショナルのブライス・デスナー。イニャリトゥ監督が坂本のファンだったことから実現した夢コラボ!
・手前味噌だが言わせてくれ。 音楽担当の坂本龍一は自ら書いた曲とアルヴァ・ノトの電子音楽をミックス。ブライス・デスナーが別にオーケストラ曲を書いて録音。最終的に三者の音楽を複雑に組み合わせるという超高度なサントラが実現!
・手前味噌だが言わせてくれ 本番以外でも役になり切る演技法をメソッドアクティングというが、監督は19世紀初頭のハンターたちと同じ苛酷な自然環境にスタッフを置いて「メソッド撮影」と呼んでいた。ムチャし過ぎ
・手前味噌だが言わせてくれ 200人のハンターとネイティブ・アメリカンが入り乱れる戦闘シーンの撮影ではネイティブ・アメリカンの清めの儀式が行われ、スタッフ&キャスト全員が氷のような河に浸かった。ムチャし過ぎ!#レヴェナント100連発
・手前味噌だが言わせてくれ なんでもかんでもスタントなしでやれと言うイニャリトゥ監督にトム・ハーディが激怒。口論からガチのケンカに発展して、ハーディはイニャリトゥの首を絞めたらしい。2人とも熱い!
・手前味噌だが言わせてくれ 過酷な撮影を続けるイニャリトゥへの不満を募らせるスタッフのガス抜きため、ハーディは自分が監督の首を絞めている姿をプリントしたTシャツを作って配った。作ったハーディも許した監督も凄い
・手前味噌だが言わせてくれ 本作で野獣性を解放したせいかトム・ハーディはアカデミー賞授賞式に出席する違和感を表明。曰く「俺に正装なんざ犬にカツラ、ワニにチュチュを着せるようなもの」。何だかわからないが格好いい!
・手前味噌だが言わせてくれ。 本作でアカデミー助演男優賞にノミネートされたトム・ハーディは、結局正装にサングラスをかけて授賞式会場に登場。妻とのツーショットはまさに美女と野獣状態で、ワイルド過ぎてカッコいい!
・手前味噌だが言わせてくれ。 クライマックスの格闘シーンではトム・ハーディの拳がディカプリオの鼻にクリーンヒット。ガチで鼻を折るほどの迫真の演技がすごい
・手前味噌だが言わせてくれ 格闘シーンでトム・ハーディに鼻を折られたディカプリオは、5分間鼻血を出しながら演技を続け、今度はハーディの股間にパンチしてハーディが悶絶。慌てて監督が「カット!」をかけた。本気!?
・手前味噌だが言わせてくれ。 イニャリトゥ監督と「21グラム」で仕事をしたショーン・ペンは、「#レヴェナント」を観て「地獄の黙示録」に匹敵する傑作だと大絶賛。ハリウッドきっての天才俳優のお墨付きなのだ。
・手前味噌だが言わせてくれ 瀕死の状態から生還する主人公グラスと同様、坂本龍一も喉頭ガンの治療から生還して本作に参加。死を感じた時の恐怖がサントラ作りに活かされたという。まさに生と死の狭間から生まれた音楽!
・手前味噌だが言わせてくれ ディカプリオ扮する主人公ヒュー・グラスが熊に襲われるシーンで、ディカプリオはワイヤーで引っ張られたり地面に叩きつけられたりと大変な目に。これほど主演俳優の身体を痛めつける映画も稀有!
・手前味噌だが言わせてくれ 主人公ヒュー・グラスが熊に襲われるシーンは綿密な準備のもとで撮影され、後からCGIの熊が描き加えられた。CGとは思えぬクオリティのド迫力に、ショック状態に陥り笑いが止まらなくなる観客まで出た!
・手前味噌だが言わせてくれ レオは撮影中に何度も風邪や低体温症に悩まされた。瀕死の状態で担架で運ばれているシーンの撮影の時も高熱に苦しんでおり、息も絶え絶えに咳き込む様子は演技ではない。この映画、ガチです!
・手前味噌だが言わせてくれ ハンター隊の一員マーフィーを演じたクリストッフェル・ヨーネルはノルウェーではトップスター。しかし本作では出番はわずかでセリフもない脇役扱い。なんと贅沢な使い方! 彼の写真は➡
http://www.imdb.com/name/nm0427379/resumephotos?ref_=nm_ov_resph
・手前味噌だが言わせてくれ。 現場判断でバッファローの生レバーを食べることになったレオは、その場でエージェントと弁護士に承諾を得るために電話。食べるレオもレオだが許可を出したエージェントと弁護士もすごいよ!
・手前味噌だが言わせてくれ 壮大な大自然の美しさに圧倒される「レヴェナント」。イニャリトゥ監督は人間の手が入っていない場所を見つけようとロケハンに5年間を費やした。今までの映画では観たことがない景色ばかり!
・手前味噌だが言わせてくれ ハンター隊の一員を演じているルーカス・ハースは子役出身の俳優でレオの親友。レオの来日キャンペーンに同行したこともあるほど仲良しだが、こんな苛酷な映画撮影にまで付き合うとは友情って凄い!
・手前味噌だが言わせてくれ。 坂本龍一になんとしても音楽を担当して欲しかったイニャリトゥは、仮編集に坂本龍一の既存曲を当てたものを見せて口説き落とした。監督の教授愛はんぱない!
・手前味噌だが言わせてくれ。 本物のヒュー・グラスの経歴には謎が多いが、若い頃に有名な海賊ジャン・ラフィットのために働いていたという元海賊伝説も。真偽はともかくスケールでけえ!
・手前味噌だが言わせてくれ。 レオが演じたヒュー・グラスは19世紀に実在した人物。探検中に熊に襲われ、瀕死の状態で見捨てられるも驚異の生命力で生還、と「レヴェナント」のプロットはほぼ実話。本物のヒューさんにリスペクト!
・手前味噌だが言わせてくれ 「レヴェナント」でウィル・ポールターが演じた若きハンター、ブリッジャーも米国では有名な冒険家。あちこちに彼にちなんだ地名があり、彼が拓いた道が今では高速道路になっているなど凄い功績!
↑3/17分まで転載
by leonardo_D | 2016-03-18 00:33 | The Revenant