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作り手の意図

松崎健夫さま
@eigaoh さまのツイートより

①映画「アメリカン・ハッスル」(2013)は、主人公が髪型を<加工>する場面で幕が開ける。
つまり本作は、映画の冒頭で、「この映画は”まがい物”=”ニセモノ”の話ですよ」と宣言しているのである。

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(2013)で物語の最初に使用されたのは、
悪魔と取引したと云われたロバート・ジョンソンの楽曲。
つまり本作は、映画の冒頭で「この映画はお金のために魂を売った男の話ですよ」と宣言しているのである。


③奇しくも本日より公開の「アメリカン・ハッスル」と「ウルフ・オブ・ウォールストリート」というアカデミー賞候補2作は、冒頭から痺れるような演出をみせる。
「映画は途中からではなく最初から観た方がいい」というのは、つまり<いい映画>には、
作り手の意図が必ずそこにあるということなのだ

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スコセッシ監督の映画って、後から、このシーンの小物は、、とか、楽曲は、、とか、
その意味を知って2度びっくりな事が多いです。
小物のディテールも細かったり♪

  by leonardo_D | 2014-02-02 14:52 | The Wolf of Wall Str

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