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The Wall Street Journalのインタビュー 日本語訳

のんのん様、有難う〜〜☆

たっぷり読み応えのある記事です(*^_^*)
レオとスコセッシ監督のラブラブぶりも相変わらずですw
お互い信頼しあってますね☆

http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303836304579132402964267392.htmlより1部転載 全文はリンク先で♪

「リハーサルの最初の数日間は本当に、本当に怖かった」。
マーティン・スコセッシ監督の最新作「ウルフ・オブ・ウォールストリート」に出演した俳優のジョナ・ヒル氏は監督と共演者のレオナルド・ディカプリオ氏とセットでリハーサルをしたときのことをこう語った。
「誰かの空間に無断で入り込んでいるような気分だった。マーティンとレオのような関係の監督と俳優はこれまで見たことがない」

 米国では来月、1990年代に証券詐欺で刑務所行きになった実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォート氏の回想録(邦題「ウォール街狂乱日記―『狼』と呼ばれた私のヤバすぎる人生」)に基づく映画が公開される。(訳注:日本では12月20日公開予定)

 ベルフォート氏は悪名高き株式仲介会社ストラットン・オークモント(電話で怪しげな投資に勧誘する会社を指す「ボイラールーム」と呼ばれていた)を創業し、投資家に2億ドルを超える損失を負わせ、大型のプライベートヨットを沈没させた男だ。
最後は証券詐欺とマネーロンダリングで連邦当局に起訴されて、22カ月間、刑務所で暮らした(現在は自己啓発セミナーの講師として出直そうとしている。投資家には1億1000万ドル返却した)。

 スコセッシ監督とディカプリオが組むのは「ギャング・オブ・ニューヨーク」、「ディパーテッド」、「アビエイター」、「シャッターアイランド」に続いて5作目。
最新作は深い相互信頼から生まれたという。
スコセッシ監督は2人の関係について「新しい映画に取り組むたびに、私たちはまた少しお互いを知り、また少しお互いを信頼し、もう少し踏み込むというように発展した」と語った。

 ディカプリオ氏は最新作が「時とともに良くなっていった」と話す。
今回の作品はこれまでで最も即興的な要素が強いという。「それほどの信頼があった」からだ。

 ベルフォート氏の話はベン・ヤンガー監督の映画「Boiler Room(邦題:マネー・ゲーム 株価大暴落)」(2000年)でも一部取り上げられている。
しかし、この低予算映画が仕手株なら、「ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」は正真正銘の優良株だ。
当時の途方もない雰囲気を描き出すために、スコセッシ監督とディカプリオ氏はあらゆる点でベルフォート氏のうぬぼれに劣らないほどの過剰さを追求した。
だが、カネについての映画を撮るにはカネがかかる。ビンテージもののランボルギーニ、数えきれないほどのキャスト、マンハッタンでのロケは安くはない。
「資金集めが非常に難しい映画だった」とディカプリオ氏は言う。「R指定の映画だし、ある程度のスケールが必要だった」

 間違いなくハリウッドで最大のドル箱スターであるディカプリオ氏はこの映画の制作に5年以上の歳月をかけた。そして皮肉にも、「米国の強欲さの縮図」(ディカプリオ氏)を描いた映画に資金を提供するようにウォール街の資本家を説得することになった。
制作期間が長期にわたったため、ディカプリオ氏はベルフォート氏から話を聞くことができた。ベルフォート氏は「これ以上ないほどきまりが悪いことでも」信じられないくらい率直に話したという。
ディカプリオ氏は「ジョーダンと長い時間を共に過ごした。彼に何度もインタビューして、できるかぎり細かいところまで引き出そうとした。
映画には原作にも書かれていない多くのエピソードを盛り込んだ」と話した。パーティーの場面にチンパンジーを登場させたのはディカプリオ氏がベルフォート氏との会話を思い出したことがきっかけだったそうだ。

間違いなくハリウッドで最大のドル箱スターであるディカプリオ氏はこの映画の制作に5年以上の歳月をかけた。そして皮肉にも、「米国の強欲さの縮図」(ディカプリオ氏)を描いた映画に資金を提供するようにウォール街の資本家を説得することになった。
制作期間が長期にわたったため、ディカプリオ氏はベルフォート氏から話を聞くことができた。
ベルフォート氏は「これ以上ないほどきまりが悪いことでも」信じられないくらい率直に話したという。
ディカプリオ氏は「ジョーダンと長い時間を共に過ごした。彼に何度もインタビューして、できるかぎり細かいところまで引き出そうとした。映画には原作にも書かれていない多くのエピソードを盛り込んだ」と話した。
パーティーの場面にチンパンジーを登場させたのはディカプリオ氏がベルフォート氏との会話を思い出したことがきっかけだったそうだ。

レオナルド・ディカプリオ

 このテーマについて過去に映画が作られていたことは当然、知っていた。
「Boiler Room」は(最新作に登場する)証券会社に関する映画だし、「ウォール街」もある。それでも、この映画がそれらとは全く違うこともすぐにわかった。
この映画は堕落したアメリカンドリームを凝縮したものであり、サディスティックなユーモアのセンスが効いていた。われわれにとって、これまでに読んだり見たりしたものとは違った意味で信じられないほど常軌を逸した話だったので、新鮮でスリルのある映画になった。

 ここまで絶対的に信頼している人と仕事をする気楽さがあるが、映画は時間とともにますます良くなっていったと思う。それだけの信頼関係があったからだ。これまでの作品以上に即興的な要素があった。
これまでよりずっと自由だったのは、自分が理解できる世代の話だからだ。
自分も同じ時代を生きた。
1990年代にニューヨークに暮らしていたし、こういう人たちにも会った。
音楽も自分の世代のものだった。安心してそこに飛び込んで、自分がよく知る時代を記録した。
だから誰かがばかげたアイデアを思いついても、それがその世界の中でおかしくなければ、それを受け入れた。

 即興で非常に素晴らしい演技をする役者と仕事をしたことがあるが、ジョナ・ヒルはそういう役者の1人だ。人前に立っても全く恐れず、信じられないくらい自然ないい会話を思いつく。
彼が面白いテーマを思いついて、全く違うシーンになってしまったことは何度もあった。そんなときは撮影フィルムがなくなるまで即興を続けた。




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The Wall Street Journalのインタビュー

  by leonardo_D | 2013-10-14 20:31 | The Wolf of Wall Str

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