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「華麗なるギャツビー」 感想

「華麗なるギャツビー」の感想です。
未見の方は読まないでください☆

なんだか、取り留めもなく書いてしまったので、まとまりないです(^O^;)
書きだすと長くなりそうなので、途中でやめましたw

↓↓

では、「華麗なるギャツビー」 感想です。

アメリカ文学を代表とするフィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」。
もう何度か映画化されているものです。
今回の「グレート・ギャツビー」でメガホンを取ったのは、ど派手な映像美に定評のあるバズ・ラーマン監督。
古典を現代風なアレンジを大きく加えて、大ヒットさせた「ロミオ+ジュリエット」の監督さんです☆

オープニングのタイトルから、2Dでも奥行きの感じられる映像で、これを3Dで観たらもっとすごいんだろうな~と思わせる冒頭でした。
3D版でも観ましたが、このきらびやかな世界がより強調され、まるでそこにいるかのように、
引き込まれていきました。

男性陣の衣装は、ブルックス・ブラザーズ、女性はプラダやミュウミュウ、宝飾品はティファニーで、1920年代のファッションを作り出し、ファッション業界からも大注目のこの映画、本当にゴージャスでした。

とても効果音が大きく強調されていて、スピード感があり、ストーリーが流れるように進んで行った感じです。
車に乗っているシーンなど、ハラハラしちゃいました。


ギャツビーはデイジーと知り合い、恋に堕ちますが、
ギャツビーが軍役から戻り、貧乏からお金持ちにのし上がっている間に、
家柄の良いお嬢様のデイジーは裕福なトムと結婚してしまいます。

しかし、結婚後すぐにも関わらず、トムには愛人の存在が見え隠れしている...。

ギャツビーは貧乏な境遇からのし上がり、デイジーの住むお屋敷が見える湖畔の向かい側に、
お城のような大邸宅を構え、ド派手なパーティーを繰り広げていました。
そして、このパーティーをきっかけに、デイジーの友達ジョーダン・ベイカーや、ニック・キャラウェイを通じ、
デイジーとギャツビーが再会を果たします。
これらは、全て結婚してしまったデイジーとの過去をやり直すためのギャツビーの計画でした。
ギャツビーの不在の時間を取り戻し、純愛をやり直す為の行動だったのです。

お茶会のシーンは、純粋で全力で全てを捧げるような性格がよくでていて、思わず吹き出してしまいましたw

デイジーの住む屋敷の桟橋には緑のライトが灯されています。
向こう岸に住むギャツビーは、その緑の灯りを眺めるシーンが何度も出てきます。
灯っているのが見えるけれど、手で掴めない...。
視界に入るぼんやり儚く灯るライトがとても象徴的。
まるで、自分の完璧な欲望を追いかけ、満たされることのない幻を追いかけ続けているようでした。
現実の腕の中にいるデイジーではなく、自分の恋した当時のデイジーの幻影を掴もうとしているようでした。
追いかけているのは、自分の作り上げた幻想のデイジーで、
叶えることのできない幻影と、掴むことの出来ない緑の灯りが重なりました。

そして、自分だけの想いでは、相手に伝わらないことがある。
デイジーとトムとの結婚にしても
電話を待ちつづけることも、はがゆい思いをしました。

デイジーは生きていくための現実を選択し、ギャツビーは究極のロマンチストなのだと感じました。

ギャツビーは、二人が一緒になるには、トムに事情を話し、デイジーの親に挨拶をし、
世間体も考える冷静さを持ちながら、
デイジーに、夫のトムを愛したことなど無く、ずっと心の中で愛していたのはギャツビーだと、
トムの前で言わせようとしたり、完璧な自分の理想のデイジーを追い求めてしまう。。

デイジーもギャツビーと一緒になりたいと思いつつ、いざとなると、両方にいい顔をしてしまう...。

ううー!
もう焦れったい〜...w

しかし、レオ様ギャツビー、素敵でした。
黒や白のタキシードはもちろん、ピンク色なんていうイロモノスーツも華麗に着こなしていました(*^_^*)
ギャツビー初登場のシーンでは、後ろから花火が打ち上がり、振り返り、シャンパングラスを片手にド派手な演出w
パーティーシーンも、お屋敷の中でシャツを投げるシーンも、デイジーとの再会のシーンも、思わず頬が緩みつつ、目は映像に釘付けでした。
得にシャツ投げシーンのギャツビーのとろけるような笑顔と、サマーセーター姿が素敵すぎて、
その部分だけ、何度もリピート再生して眺めたいぐらいです。

そして、鬼の形相で怒るギャツビーは、ハッとするほど恐ろしく、空気が張り詰めました。
すごいですね。あの迫力は!!

ストーリーはしっかり原作を読み込んだわけではないのですが、ほぼ原作通りなんではないでしょうかねー?!

そして、実生活でも親友のトビー・マグワイアが、ギャツビーを語るストーリーテラーなのですが、
トビー君もとても良かったです。
デイジー役のキャリー・マリガンも、この世界観と時代にとても似合ってました☆

ラストは、悲劇であり、虚しさが残りますが、映像も音楽も良かったです。
これは大きなスクリーンで、3Dで、満喫したい映画です☆
面白かったーヽ(✿╹◡╹)ノ

まだまだリピートしまーす♪

  by leonardo_D | 2013-06-15 00:07 | グレート・ギャツビー

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