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天文学者の指摘で、『タイタニック』の星空を修正。

シネマトゥデイより

 [シネマトゥデイ映画ニュース] 
映画『タイタニック』に出てくる星空にミスがあり、まもなく日本でも公開される映画『タイタニック 3D』では修正されていることをジェームズ・キャメロン監督が認めた。
アメリカの天文学者ニール・デ・グラス・タイソン氏が指摘し、発覚したものだという。

 英デイリー・テレグラフ紙によると、修正されたのは物語の終盤、ヒロインのローズが流木につかまって流されているシーン。
タイタニック号が沈没した後、1912年4月15日午前4時20分の出来事とされているが、その時間に大西洋上で、劇中でローズが見ている星は実際には見えるはずがないとタイソン氏は指摘。
キャメロン監督は同氏に送ってもらった星図を基に、そのシーンを修正したのだという。

 自他共に認める完ぺき主義者であるキャメロン監督は、この件に関して「わたしは知っているべきだったし、正しい星図を作中でも使用するべきだった」とコメント。
ストーリーに直接関わる部分ではないものの、ディテールに至るまで当時の状況を再現することに注力していたキャメロン監督にとって、今回の指摘は悔しいものだったに違いない。
(編集部・福田麗)

  by leonardo_D | 2012-04-03 14:12 | タイタニック3D

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