アカデミー賞、ウェブサイトで新しい試み

[シネマトゥデイ映画ニュース] 
昔気質ともいえるアカデミー本部が、今年からインターネット上で『アカデミー賞カウントダウン』なる新しいアカデミー賞PR作戦をスタートして話題となっている。

 次回で第83回を迎えるアカデミー賞にちなみ、2011年2月27日(現地時間)の授賞式開催まであと83日に迫った12月7日を皮切りに、今までに行われたアカデミー賞の様子を第1回授賞式から日替わりで特集・紹介するという趣向である。
貴重な写真や授賞式でのライブ音声、ビデオなども交えて特集が組まれる。
これらの資料は、Facebookやツイッターなどを通じて世界中でシェアできるような作りになっており、著作権に関して非常に厳しいアカデミーにしては前代未聞の門戸開放である。

 数年前にアカデミー賞中継における歴代最低視聴率を記録して以来、アカデミー本部としては毎年オスカーの季節が近づくたびに心休まる時がない。
授賞式のテレビ視聴率が下がるとそれに比例してCMスポンサーへのアピールが低下し、CM枠の価値が下がる。
よってCMからの収入が減り、こうなると放映ネットワーク(現在はABCが放映権を握っている)との関係も思わしくなく、アカデミーの運営資金の半分以上をこの時期に稼ぎ出すといわれている本部にとっても、視聴率はまさに死活問題だ。

 先ごろ、司会者にアン・ハサウエイとジェームズ・フランコという若手スターに白羽の矢が立ったアカデミー賞。授賞式ホストにフレッシュな人気俳優を起用したことといいインターネットを活用したPR作戦といい、アカデミー本部もやっと時代の波に乗り始めたかに見える。
果たしてこれに呼応して授賞式テレビ中継の視聴率が上がるかどうかは、フタを開けてからのお楽しみである。
(取材・文:アケミ・トスト/Akemi Tosto)

The Academy of Motion Picture Arts and Sciences

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  by leonardo_D | 2010-12-09 02:00 | ランキング&アワード

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